眠らない島

短歌とあそぶ

批評会報告 会場発言2

○ 水沢瑶子
 
自分は文語定型派であるが大変刺激を受けた。
口語ゆえか、1首1首が完結している。
魅力的でもあるが疑問も感じる。
読む流れを拒否してしまう。
読者が時間がかかることになる。
 
 
○尾崎まゆみ
 
 
阪神大震災の記憶がうしろにある。
一旦、終わってしまったもの、壊されてしまったものへの想いから始まっている。
私性をださないのは、あえて完結させないという意識
自分のなかにあるものを探ろうとしている。
そのとき、自分のなかにだけにある単純な語彙でそれを見つけようとする
その意識が語彙が少ないところに現れる
 
語彙をふやすことで
これから、新たな世界へむかっていく可能性