ハンカチが昨日と同じままだった 結句のちから午前には足らず 田中濯 第二歌集『氷』を読んだ。何度も読み返した。頭の芯にこたえるものがあって、読み返さずにはいられなかった。おそらく、そうさせるものはこの歌集の「悲しみ」なのだろう。巻頭に引いた…
『遊子』第21号を読んだ。特集として組まれた久野はすみ歌集『シナマ・ルナティック』評論はさまざまな観点からこの歌集を読み解いており、あらためてこの歌集の魅力にふれることができた。特にゲストの江戸雪の評は久野の特質を正確に言い当てており、納…
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