眠らない島

短歌とあそぶ

2018-01-30から1日間の記事一覧

なみの亜子  『「ロフ」と言うとき』

山の深みに働きはじめしチェーンソー伐られゆくとき樹のこえ太し 短歌は叙情詩だということは自明のことのようであるが、その発生からみるとそうとも言えない面もある。大正のころ、さまざまな試みがなされるなかで、釈超空は短歌の叙事詩としての可能性を探…