眠らない島

短歌とあそぶ

2015-10-27から1日間の記事一覧

三島麻亜子 第一歌集 『水庭』

取り急ぎと書かれしままに夏過ぎて秋過ぎてなほ置かれたる文 三島麻亜子の第一歌集『水庭』を読んだ。三島は「短歌人」所属の歌人である。 端正な文体のなかに、暮らしのなかに流れる時間をしなやかに捕らえた歌が印象的だった。返信をしようとして、認めた…